
14世紀末(1393年頃、フランス・パリ)
クレスプ
14世紀末フランスの家政書『ル・メナジエ・ド・パリ』に記された、穴あき器から油へ生地を回し落として揚げる中世の揚げ菓子「クレスプ(Crespes)」。現代の平焼きクレープとは異なる中世独特の揚げ菓子を、現代家庭向けに安全性を考慮して考案した未試作(untested)の再現レシピ案です。
食材
食材タグ「バター」が付いた公開中の歴史料理一覧(5品)。史料に基づく背景と現代キッチン向けの再現レシピを紹介します。

14世紀末(1393年頃、フランス・パリ)
14世紀末フランスの家政書『ル・メナジエ・ド・パリ』に記された、穴あき器から油へ生地を回し落として揚げる中世の揚げ菓子「クレスプ(Crespes)」。現代の平焼きクレープとは異なる中世独特の揚げ菓子を、現代家庭向けに安全性を考慮して考案した未試作(untested)の再現レシピ案です。

イタリア・ルネサンス(15世紀後半、成立推定:1465年頃)
15世紀イタリアの料理人マエストロ・マルティーノの料理書に記された、鮮やかな緑色のハーブタルト「Herbolata de maio(5月のハーブタルト)」。スイスチャードやセージ、パセリ等の搾り汁をフレッシュチーズと卵白に混ぜて焼き上げる季節の料理です。

イングランド・中世後期
『The Forme of Cury』の、薄い生地を茹でてチーズとバターを重ねる料理。約1390年の作品と1780年刊本を区別し、筒形マカロニとは同一視しません。

イングランド・18世紀(1774年版)
18世紀イングランドの料理書、ハンナ・グラス『The Art of Cookery Made Plain and Easy』(1774年版)の「A Yorkshire pudding」に基づく、牛乳・卵・小麦粉・塩の生地を肉の焼き汁で焼く記事です。史料に書かれた作り方と、現代のオーブン向けに設定した分量・時間を区別します。

ムガル帝国時代(16世紀末、成立推定:1590年頃)
16世紀末のムガル帝国第3代皇帝アクバル大帝の宮廷記録『アイーネ・アクバリー』に材料配合が記された甘いサフラン米料理「ザルド・ビリンジ(Zard Birinj)」。高価なサフラン、澄ましバター(ギー)、ナッツ、ドライフルーツを用いた宮廷の菜食料理(スフィーヤーナ)を、現代家庭向けに再構成した未試作の再現レシピ案です。