A JOURNEY THROUGH FOOD HISTORY

時代を超えて、
歴史を味わう。

古代メソポタミア、ギリシャ、ローマ、中世ヨーロッパなど、世界各地の歴史料理を現代の食材で再現。料理の歴史や文化的背景とともに、家庭で楽しめるレシピを紹介します。

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素朴な土器のボウルに盛り付けられた、羊肉・大麦の焼き塊(リスナトゥ)・葱属を乳と煮汁で煮込んだバビロニアの羊肉煮込みの再現イメージ(AI生成)
素朴な和陶器の平皿に盛られ、香ばしく焼いた木綿豆腐に山椒の若葉(木の芽)をすり混ぜた田楽味噌を塗った江戸時代の木の芽田楽の再現イメージ(AI生成)
不揃いに膨らんだ焼き色にむらのあるヨークシャー・プディングを、使い込んだ金属の焼き型のまま木の机に置き、中央に溶かしバターを入れた無地のカップを添えた再現イメージ(AI生成)

EXPLORE THE PAST

時代を旅するレシピ

素朴な土器のボウルに盛り付けられた、羊肉・大麦の焼き塊(リスナトゥ)・葱属を乳と煮汁で煮込んだバビロニアの羊肉煮込みの再現イメージ(AI生成)

古代メソポタミア · c. 1700 BCE

バビロニアの羊肉煮込み

古バビロニア期の粘土板YBC 4644(Recipe 12、表面31〜32行)に記されたm. puhādi(羊肉の煮込み)を手がかりに、羊肉・乳・穀物加工品・葱属を組み合わせる現代家庭向け案を紹介します。ビーツを使うTuh’uとは別の料理です。

古代ローマの素朴なモルタリウム鉢の傍らに盛られ、チーズとニンニクと香草をすり鉢で粗くすり混ぜたモレトゥムと素朴なパンの再現イメージ(AI生成)

古代ローマ · Ancient Rome

モレトゥム / Moretum

ラテン語詩『Moretum』の農民の調理描写を手がかりに、チーズ・ニンニク・香草をすり混ぜる現代案を紹介します。ウェルギリウス本人の作や正確な成立年は確定しません。

素朴な和陶器の平皿に盛られ、香ばしく焼いた木綿豆腐に山椒の若葉(木の芽)をすり混ぜた田楽味噌を塗った江戸時代の木の芽田楽の再現イメージ(AI生成)

日本・江戸時代 · 1603–1868 CE

木の芽田楽(豆腐田楽)

1782年の料理書『豆腐百珍』に登場する木の芽田楽。史料の記述と現代向けの変更を分けて紹介します。

素朴な六朝時代の青磁の平鉢に盛られ、香ばしいごま油で白ネギと粒豆豉とともにふんわり炒め合わされた北魏の炒鶏子の再現イメージ(AI生成)

中国・北魏 · 北魏

炒鶏子(北魏の卵炒め) / Chao Jizi

6世紀の北魏の農書『齊民要術』に「炒雞子法」として記された、古い記録をもつ卵の炒め料理。長ネギの白い部分、粒の豆豉をごま油で炒め合わせる手順について、史料の記述と現代家庭向けの分量・加熱方法を区別して紹介します。

素朴なピューター皿に盛られた黄金色のレース状揚げクレープ(クレスプ)。繊細に重なる網目状の生地に粉砂糖がまぶされた再現イメージ(AI生成)

14世紀末(1393年頃、フランス・パリ) · c. 1393

クレスプ

14世紀末フランスの家政書『ル・メナジエ・ド・パリ』に記された、穴あき器から油へ生地を回し落として揚げる中世の揚げ菓子「クレスプ(Crespes)」。現代の平焼きクレープとは異なる中世独特の揚げ菓子を、現代家庭向けに安全性を考慮して考案した未試作(untested)の再現レシピ案です。

古代ローマのテラシギラタ陶器の皿に盛られ、香ばしく揚がった球状の生地に蜂蜜とケシの実を添えたグロビの再現イメージ(AI生成)

古代ローマ · 古代ローマ

グロビ / Globi

カトー『農業論』第79節の、チーズと穀物を脂で加熱し蜂蜜とケシの実を添える料理。セモリナ・リコッタ・植物油は現代の代用案です。

素朴な陶器皿に載せられ、焼き色がついた薄いパイ生地と、切り分けた一切れから鮮やかな濃緑色のハーブ・チーズフィリングの断面が見えるエルボラータの再現イメージ(AI生成)

イタリア・ルネサンス(15世紀後半、成立推定:1465年頃) · c. 1465

15世紀イタリアのエルボラータ

15世紀イタリアの料理人マエストロ・マルティーノの料理書に記された、鮮やかな緑色のハーブタルト「Herbolata de maio(5月のハーブタルト)」。スイスチャードやセージ、パセリ等の搾り汁をフレッシュチーズと卵白に混ぜて焼き上げる季節の料理です。

四角く切った豚バラ肉を紹興酒と醤油で艶やかな赤褐色に煮詰めて素朴な器に盛った紅煨肉の再現イメージ(AI生成)

中国・清代(1792年) · 1792

紅煨肉(随園食単の豚角煮)

清代の袁枚『随園食単』(1792年)特牲単「紅煨肉三法」に基づき、砂糖のカラメルや八角を使わず、酒・醤油・少量の塩だけで豚バラ肉を弱火で煮込む記事です。北宋の蘇軾『猪肉頌』との違いや分量の不確実性を区別します。

素朴な朝鮮白磁の平鉢に盛られ、ごま油で炒めたきゅうり、大根、椎茸、きくらげ、セリと細く裂いた鶏肉に淡い味噌出汁餡を絡めた17世紀朝鮮のチャプチェの再現イメージ(AI生成)

朝鮮王朝時代(1670年頃) · c. 1670

17世紀朝鮮のチャプチェ(雜菜) / Joseon Japchae

1670年頃の朝鮮最古のハングル料理書『閨壺是議方』に記された、現代の春雨を使わない本来のチャプチェ。色とりどりの野菜、キノコ、細く裂いた肉をごま油と醤油で個別に炒め合わせ、出汁と味噌・小麦粉のとろみ餡をかける優雅な宮廷・両班料理です。

中世のピューター皿に盛られ、茹でた手延べ生地に削った硬質チーズと溶かしバターを重ねた中世イングランド料理マクロウズの再現イメージ(AI生成)

イングランド・中世後期 · 中世後期

マクロウズ / Macrows

『The Forme of Cury』の、薄い生地を茹でてチーズとバターを重ねる料理。約1390年の作品と1780年刊本を区別し、筒形マカロニとは同一視しません。

素朴な緑釉陶器の深皿に盛られ、サフランの黄金色の煮汁で羊肉、ニンジン、玉ねぎ、リーキを煮込み、アーモンド、レーズン、干しイチジクを散らした13世紀バグダードのシクバージの再現イメージ(AI生成)

アッバース朝・バグダード(1226年) · 1226

13世紀バグダードのシクバージ / Medieval Baghdadi Sikbaj

1226年にバグダードで記された料理書『Kitāb al-Ṭabīkh』の筆頭を飾る歴史的肉煮込み。白ワインビネガーとデーツシロップ(または蜂蜜)による甘酸っぱい煮汁で羊肉をじっくり煮込み、サフランを加えた黄金色の煮汁、ニンジン、乾燥イチジク、レーズン、アーモンド、そしてローズウォーターの花の香りをまとわせた、中世イスラム黄金期の洗練された宮廷料理です(家庭向け未検証案)。

素朴な漆塗りの椀に盛られ、ふんわりと蒸し上がった卵の泡立ちが優しい江戸時代のたまごふわふわを、無地の角盆に載せた再現イメージ(AI生成)

日本・江戸時代 · 江戸時代

玉子ふわふわ

『料理物語』の玉子ふわふわを1915年の翻刻でたどる記事。だしたまりの内容や加熱法の不確実性と、煎り酒を省いた蒸し仕立ての現代案を区別します。

不揃いに膨らんだ焼き色にむらのあるヨークシャー・プディングを、使い込んだ金属の焼き型のまま木の机に置き、中央に溶かしバターを入れた無地のカップを添えた再現イメージ(AI生成)

イングランド・18世紀(1774年版) · 1774

ヨークシャー・プディング(ハンナ・グラス『The Art of Cookery』1774年版)

18世紀イングランドの料理書、ハンナ・グラス『The Art of Cookery Made Plain and Easy』(1774年版)の「A Yorkshire pudding」に基づく、牛乳・卵・小麦粉・塩の生地を肉の焼き汁で焼く記事です。史料に書かれた作り方と、現代のオーブン向けに設定した分量・時間を区別します。

素朴な金属皿に盛られた黄金色のサフラン米料理ザルド・ビリンジ。米粒の間にレーズン、アーモンド、ピスタチオが見える再現イメージ(AI生成)

ムガル帝国時代(16世紀末、成立推定:1590年頃) · c. 1590

ザルド・ビリンジ(ムガル帝国のサフラン甘口ライス)

16世紀末のムガル帝国第3代皇帝アクバル大帝の宮廷記録『アイーネ・アクバリー』に材料配合が記された甘いサフラン米料理「ザルド・ビリンジ(Zard Birinj)」。高価なサフラン、澄ましバター(ギー)、ナッツ、ドライフルーツを用いた宮廷の菜食料理(スフィーヤーナ)を、現代家庭向けに再構成した未試作の再現レシピ案です。

※ 未公開の料理は準備中として表示しています。史料を確認したレシピを順次掲載します。

OUR CONCEPT

歴史を、読むだけでなく食べてみる。

掲載レシピは歴史資料をもとにした現代家庭向けの再現案です。実際の調理による検証は行っていません。

掲載する料理画像には、歴史資料や現代向け再現案を参考にAIで制作した再現イメージが含まれます。実際に調理した写真とは限らず、調理検証済みであることを示すものではありません。